<自然に学ぶー畑の日>

畑が生き生きしてきました。
少しづつかわいい芽や花がみられるようになりました。
1年前は草だらけの地が毎月、みるみると変化していきます。
ジャガイモ、オクラ、落花生、二十日大根、綿、トマトの世話をして、また畝を作って、今週も畑も人も生き生き。
今週は、田んぼ隊と藍隊も合流しての活動だったので、とっても賑やかな1日となりました。それぞれが、自分にできることをみつけてもくもくと作業。子供達はあいかわらず、遊びに夢中…あっ、でも子供達も水路作りを手伝ってくれました。

畑は田んぼと違い、基本的水が溜まってはいけません。
とは言っても、今のノラノコファームはもともと田んぼなので、雨が降らない限りカチコチに。このままでは鍬もささらないので、困った困った。
カチカチに固まる粘土質の田をいかに肥沃な畑へと変えていくかはとても大切。
今は牛糞や鶏糞、落ち葉などの有機物やその他もろもろを鋤きこむ方法が一般的なのかな?近所のおじさんたちにもよく言われる。
でも、ノラノコファームはなるべく持ち込まないことを基本としているので、自然の力にまかせることに。ちょっと時間はかかるけど、やっぱり自然にはかなわない。

川のあるところに人が住み、文明が栄えていったように、ほとんどの植物も水のあるところから始まります。渇いた土地に川や池を作りましょう。
そうすれば、少しずつ水を好む植物も動物も集まって、とても賑やかな生命のある大地に変わっていくはず。
はさ掛け用の竹をおく為の棚も作りました。
なるべく材料を無駄にしないよう竹製の棚を組み、ドームの横に設置しました。
秋まで腐らないようにしないといけないので、もう少し工夫しないと。
百姓は与えられた状況にどれだけ臨機応変に対応することができるかが、とても重要。
野良仕事の土作りはカラダ作りです。
ちょっと大変だけど、そこには失われつつある身体感覚が目覚めさせるヒントがたくさんあると思います。
紐の結び方や、畝の立て方、手の動き、足の動き、さりげない動きの中にして学ぶべきことがたくさんあります。
来月も自然と人からたくさん学んで、生き生きとした野菜と身体を手に入れましょう。
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- 2015/05/16(土) 16:39:13|
- ◆ ノラノコ
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