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さよならQ

当店の看板ヤギ、Qたろう。



今度の春で4才になる予定でした。
ある日突然に、別れはやって来ました。



【ここから先は、悲しい話です。読みたくない方はとばして下さい。】


12月11日昼、尿結石が再発。

反芻獣専門の獣医師3人に診察を受けるが3人とも、有効な治療方法が見つけられない。

夜11時、森へ連れて帰る。

Qたろうは見る間に弱っていき、帰りの車の中では、ほとんど寝たまま。(普段は立って外を見たり、髪の毛を引っ張って運転の邪魔をする。)

一般の獣医では、犬や猫の手術や入院の設備はあっても、体重70キロもあるような草食のペットを緊急で受け入れられる準備は、ありません。
たぶん、全国あちこち探してもそう無いんじゃないでしょうか。

先生達はそれでも、寒い屋外で何時間もカテーテルを入れようと地面に這いつくばりながら奮闘して下さったり、時間外にも関わらず病院を開けて、ご家族総出で手をつくして下さいました。


ーもしかしたら、何かの拍子に夜中、ポロリと石が出てくるかもしれない。ー
そんな淡い希望を抱いて、短い休憩。


翌12月12日朝。

残念ながら、奇跡は起きませんでした。

予定していたとおり、淡々と用意をして、お別れの場所へ向かう。

昨日の昼間から飲まず食わず、おしっこも出ないQですが、顔色?はさほど悪くなく、目にも生気があります。
前日は食欲がありませんでしたが、この日はリンゴを半分、キウイをふたつ、口元へ持って行くと、目を細めてうれしそうに食べました。これが最期の食事でした。

午前10時半ごろ、青空と、川のせせらぎと、まだ落ちたばかりで色とりどりの紅葉の上、私たちの腕の中、Qたろうは長い眠りにつきました。





いつも窓の外を見ると、四角い風景のどこかに白い点があって、動いたり、寝ていたり、こちらを見ていたりしました。

居なくなってから、何度メェ~という空耳を聞いたでしょう。
何度、風景の中に白いものを探したでしょう。

彼の気配の残るこの森で、私たちは今日も、元気に生きています。



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悲しい話を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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  1. 2013/12/18(水) 12:01:18|
  2. ◆ Q
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